スミレ

2014年11月 3日 (月)

Rinorea bengalensis (Wall.) Kuntze

2年前は「Suregada?」とEuphorbiaceaeの私が知らない属だろうと決めつけ、そのまま同定することもなく放置していたこちらの植物。久々に写真を見ると、「あれ?これスミレじゃん」と思い、調べてみたらやっぱりRinoreaでOKでした。

Rinorea bengalensis、名前は知っていましたがこれがそうだったのか・・・。今見るとRinoreaにしか見えないのに。当時はまだまだレベル不足でした。

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Rinorea bengalensis (Wall.) Kuntze, Revis. Gen. Pl. 1: 42. (1891).
Alsodeia bengalensis Wall. Trans. Med. Soc. Calcutta vii: 224 (1846).
Distribution: Australia, Cambodia, China, India, Malaysia, Myanmar, Sri Lanka, Thailand, Vietnam.

Rinorea_bengalensis
Celastraceaeのような低い鋸歯。石灰岩地に生え、1mほどの低い木でした。

Rinorea_bengalensis2
葉裏。うーん、何だかあまり特徴ないですね。

Rinorea_bengalensis3
立派な托葉痕ととガク片の長いこの果実がスミレの決定打。次は花を見て見たい。

2010年9月18日 (土)

Rinorea (Khao Luang)

タイにやってきてずっと探していた木本スミレ。ハワイにはスミレ属の木本スミレがありますが、タイにはRinorea属の木本スミレが生えています。Rinorea属はアフリカ~アメリカ~アジアと、世界の熱帯地域に広く分布していており、340種と多様化しているグループです。

明瞭な乾季のないタイ南部、ようやく巡ってきたこの機会を逃す手はない!ということで「互生」「托葉がある」「花が5数性」といった特徴を念頭に、目につく樹木を片っ端からチェックしていきました。

そして1種類だけ、それと思わしきものを発見! これはスミレ科の植物で良いでしょうか? どこにでもありそうな単葉の樹木ですが・・・。
Leaf

托葉はしっかり残っていました。
Takuyou

これはつぼみのようで、花はクリーム色。腋生で、集散花序を形成するようです。今回は残念ながら開花している株には出会えませんでした。もともとなのか、暗い林床に生えていたためか、結実率はかなり悪そうでした。
Flower

このガク片を見て確信は一気に80%に急上昇。この種はこの後、2cm弱まで果実を肥大させるようです。
Fruit

以前バンコクの標本庫で撮影したRinorea属の植物に何となく似ている・・・気がしなくもないです。ううむ。
Speci

勢いだけで紹介してしまいましたが、これは本当にスミレ科の植物なのでしょうか。。。ああ、何だかすっきりしません。

ちなみに、目が慣れてしまえば遠目からでも識別できるもので、あるところにはたくさん生えていました。低地~1000m付近までずっと生えているようです。登山道沿いのものはどれも林床にあるものばかりだったのであまり背が高くなく、貧弱、花や果実のつきも悪かったです。気になる方は、是非とも直接現地に赴き、ご自身の目でご確認下さい!

2009年7月13日 (月)

シレトコスミレ

Yahooニュースで「知床の希少種「孤高の花」、エゾシカが食い荒らす」というニュースがあった。シレトコスミレがエゾシカの食害を受けていることが確認されたため、環境省が保全を検討しているというものだ。

若気の至り(という訳では決してないと思っているが)、日本のスミレを全種類見ようと暇さえあればスミレを求めて旅に出かけていた時期があった。
シレトコスミレもそのひとつ、スミレ仲間のT君と二人で知床の山へ足を伸ばした。
低気圧の接近で羅臼岳を降りて翌朝を迎えた辺りから尾根筋は暴風雨。
群生地の硫黄山周辺ではもうシレトコスミレどころではなくなってしまい、ただただ逃げるように下山した。肝心のシレトコミレは白いガスの中、強風になびく葉の写真を1枚撮影しただけとなっている。

再訪しなくては、と思いながら、あれからもう9年が経過。いつになればその想いを果たすことができるのだろうか・・・と思っているうちはいつになっても願いが叶わないに違いない。機会は待つのではなく作り出すもの、こちらから攻めなくては!

何はともあれ、頑張れ環境省!!

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