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2016年10月

2016年10月10日 (月)

Amyxa pluricornis (Radlk.) Domke

この連休は祖母の米寿祝いに実家の山口へ帰省してきました。88歳、おめでとう。

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Amyxa pluricornis (Radlk.) Domke, Biblioth. Bot. 111: 117 (1934).
Gonystylus pluricornis Radlk, Sitzungsber. Math.-Phys. Cl. Königl. Bayer. Akad. Wiss. München 16: 329 (1886).
Distribution: Indonesia (Kalimantan), Malaysia (Borneo).

Amyxa_pluricornis
花が咲いていたものの、初めて見る属なのでフィールドでは科すら皆目見当がつきませんでした。が、その後同行していたSさんが見事同定し、Amyxaを教えてくれました。言われてみると、確かにThymelaeaceaeっぽい細かい毛と何だかのっぺりとしただらしのない葉。Amyxaは本種だけの1属1種のちょっと変わった種のようです。

Amyxa_pluricornis2
葉裏。うーん、今でこそもう分かるようになりましたが、単葉・鋸歯なし・羽状脈とこれといった特徴はなし。

Amyxa_pluricornis3
やや終わりかけの花。花弁はすでに落ちたものと現場で思っていましたが、Thymelaeaceaeの仲間の多くに見られるように、きっとこの種の花弁ももともと存在しないのでしょう。

2016年10月 9日 (日)

Aglaia tomentosa Teijsm. & Binn.

タイなどでよく目にしていましたが、ボルネオで初めて果実を見ることができ、あっさりこの種に同定できました。かなり幅広く捉えられている種のようです。

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Aglaia tomentosa Teijsm. & Binn., Natuurk. Tijdschr. Ned.-Indië 27: 43 (1864).
Distribution: Australia, Cambodia, India, Indonesia, Malaysia, Myanmar, Thailand.

Aglaia_tomentosa
4mくらいの低木。

Aglaia_tomentosa2
葉裏も、特に脈上には黄褐色の毛がびっちり。

Aglaia_tomentosa3
1つだけついていた果実。

2016年10月 8日 (土)

Pseuduvaria borneensis Y.C.F.Su & R.M.K.Saunders

相変わらず更新が途絶えがちですみません、つい先日までボルネオに行っていました。そして来週からインドネシア。出発まであまり時間はありませんが、先日のボルネオで出会った植物を少しだけ紹介しておきます。

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Pseuduvaria borneensis Y.C.F.Su & R.M.K.Saunders, Syst. Bot. Monogr. 79: 55 (2006).
Distribution: Indonesia (Kalimantan), Malaysia (Borneo).

Pseuduvaria_borneensis
葉だけだとなかなか属すら分からないAnnonaceaeですが、今回は花と果実を発見。比較的近年記載された種でした。低地の沢沿いにて。

Pseuduvaria_borneensis2
花。Pseuduvariaの中では花サイズが比較的大きく、花柄が短い。

Pseuduvaria_borneensis3
inner pertalを開いてみました。花がよく似たOrphoeaは両性花であり、stamen connectiveの形状でも識別できるそうです(Pseuduvariaはほぼflat)。

Pseuduvaria_borneensis4
たわわに実った果実。直径は3㎝ほどもあり、表面は著しく凸凹していました。

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