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2014年9月 3日 (水)

Aglaia macrocarpa (Miq.) Pannell

ベトナムで直径7㎝ほどの大きな果実をつけるAglaiaを発見。調べてみると、名前からしてすぐにこの種類であると分かってしまいました。本当にインドネシアやマレーシアのものと同一種なのかはまだ判断できませんが、今の時点ではAglaiaのモノグラフ(Pannell, 1992)の見解に従っておきましょう。387ページにも及ぶ東南アジアのAglaiaを網羅したこの本があれば、Aglaiaは何でも解決!

C.M. Pannell. 1992. A Taxonomic Monograph of the Genus Aglaia (Meliaceae). Royal Botanic Gardens Kew, London

といきたいところですが、このモノグラフでは「種」の概念がとても幅広く捉えられており、「シノニムに落とされているこの種とこの種は明らかに別種だろう!」というのがいくつもあって、注意が必要です。信じられるのはタイプ標本と自分だけ・・・そして益々分からない混沌としたAglaiaの深みに陥っていくのでした・・・。

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Aglaia macrocarpa
(Miq.) Pannell, Kew Bull., Addit. Ser. 16: 65 (1992).
Epicharis macrocarpa Miq., Fl. Ned. Ind., Eerste Bijv. 505 (1861).
Distribution: Indonesia, Malaysia, Philippines, Vietnam.

Aglaia_macrocarpa
果実は7㎝程。7月が果実期のようで、道路沿いからたわわに実った木を至る所で見ることができました。自生地の標高は1000-1500m付近。

Aglaia_macrocarpa4
小葉は7-9対。結構変異があります。

Aglaia_macrocarpa2
葉裏。印象としてはAglaia sylvestrisをちょっと幅広にした感じ。

Aglaia_macrocarpa3
枝先にはAglaiaの特徴である星状毛がびっしり。

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