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2012年1月

2012年1月21日 (土)

Combretum latifolium Bl.

先週からカンボジアにやってきており、また更新が途絶えてしまいました。

今回のカンボジアではCombretum latifolium Bl. に出会うことができました。Combretaceaeは個人的にお気に入りのFamilyですが、この一年間、花や果実にほとんど出会えず、雲を掴むような存在でした。
Combretum

それが今回は満開の1株に遭遇。調べると容易にこの種に落ちました。花にはかすかに芳香あり、花序も大きくて見ごたえあります。
Combretum2

これで頭に入ったCombretum属の植物はC. quandranglareに続いて2種目。まだまだ先は長いです。

2012年1月15日 (日)

Bulbophyllum (Bokor)

Bulbophyllumは全部で約5種類見ましたが、名前の分かったのは花の咲いていた3種のみ。

これは一番多く、普通に見られたBulbophyllum siamense Rchb. f. 大型の花で、見ごたえあります。
Bulbo_siamensejpg

Bulbophyllum dayanum Rchb.f. 2カ所で見ました。タイではPhu Luang Nationl Parkで見たことあり、花には死体のような腐敗臭がします。花がもう少し緑がかっていて、こんなに濃い赤紫色ではありませんでしたが。こちらにPhu Luangで見たランをまとめてあります。同種ではありますが、Bokorが全部このタイプだったら変種くらいにしたくなりますね。
Bulborjpg

最後は1か所のみで見かけたBulbophyllum intricatum Seidenf. 出会ったときはタイで見たことのあるBulbophyllum orientale Seidenf.、と思いましたが、よくよく調べてみると、おそらくこの種でしょう。
Bulbo3
Bulbo4

Bulbophyllumの多様性で大変面白いです。

2012年1月14日 (土)

Ericaceae (Bokor)

Bokor国立公園で確認したツツジの仲間は3種類。
いずれも1000m付近の標高の高いところに生育していました。

最初はRhododendron klossi Ridl.i 。この学名はThe Plant ListによるとRhododendron moulmainense Hook. のシノニムになっているようですが、葉の脈の見え方が割とはっきりしていて、実はちゃんと区別できそう? 雄蕊の数も10本のものがある中、6~8本の花をつける株もみられ、どのくらい変異があるんのか、開花時期に丁寧に調べれば面白そうです。ツツジだからやはり2月頃がピークでしょうか。
Rhododendron
Rhododendron2

2つ目は大型のVacciniumで、10m近い大きな木になるVaccinium viscifolium King & Gamble。花の色は白~ピンク、とても綺麗です。インドネシアのジャワ島で見たVaccinium varingiaefolium (Bl.) Miq.とよく似ているのでかなり近い関係にありそうです。インドネシアのはこれから派生した種なのかも?
Vaccinium_viscifolium

最後は小さい葉のVaccinium bracteatum Thunb. カンボジアで採取され、以前はVaccinium cambodianum Dop という名前で呼ばれていたタイプのようです。広義の意味では日本のシャシャンボもこの仲間に入ります。広域に分布していて変異が連続的ではっきりとらえられないグループなのでしょう。
Vacciniumsmall

2012年1月11日 (水)

Eria (Bokor)

カンボジアのBokorで見かけたEria3種です。

Eria lasiopetala (Willd.) Ormerod (Synonym Eria albidotomentosa (Blume) Lindl.)
中標高域(500-700m)でちらほらと見かけたので個体数は少なくない様子。花弁の外に白い毛がモフモフと生えているのが面白いです。
Eria_albidotomentosa
Eria2

お次はEria pannea Lindl. 2,3年前にタイのPhu Kraduengで初めて出会った本種。Eriaとは思えないこの葉の形態が印象的。花はやはりEriaそのものでした。これは標高1000m付近。
Eria_pannea
Eria_pannea2

最後の写真は花が咲いていたのに、まだ名前の分かっていないEria。タイのラン図鑑には該当しそうな種が掲載されていませんでした。標高1000m付近にて。
Eria3 Eria4

花が咲いていたのは以上の3種のみ。花の咲いていないEriaはこれら以外に3種ほど見かけました。次回、異なる時期の調査でこれらの花が見れると思うと楽しみです。

2012年1月 4日 (水)

2012年 あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

昨年は半年近く海外に出てフラフラとしていたため、ブログの更新も滞りがち・・・あっという間に2011年が終わってしまいました。今年も今月早速またカンボジアに行くことになり、同じ流れになってしまいそうな予感はしていますが、もう少しは頑張って異国の植物についてご紹介できればいいなと思います。

2000種以上の初見の植物に出会ったものの、名前がまだ分かっていないのが大半。まずはその同定をコツコツと頑張ります。

先日のカンボジアでもサクラ(Prunus)が生えていました。それも樹高20m近い見事な高木に育っていて(よく見れば左下に人が写っています)、びっくり。実はインドネシアでも見ています。それと同じPrunus arboreaという種か、それに近い種類。
Prunus

葉柄ではなく、葉の基部辺りに腺点(の名残り?)があります。ちょうど花が咲き始めの頃でした。この標高域では個体数は少なくありませんでした。
Prunus2

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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