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2011年5月26日 (木)

Uvaria glandiflora

カンボジアで見た植物のうち、福岡に戻って名前が判明した植物(つまりここで紹介できる植物)のストックがずいぶん減って来てしまいました。今日からとうとうAnnonaceae、バンレイシ科に突入です。

最初は今回一番強く印象に残ったUvaria glandiflora Roxb. 
インド~中国~インドシナ~マレー半島~インドネシア、と広域に分布している種類で、通常、花弁は濃い赤色を帯びるそうです(dark red to vermilion redとのこと)。が、初めて見た個体は白色花弁、この個体だけアルビノで白いのか、カンボジアのこの辺りの個体群に白い個体が多いのか、それとも実は別の種類なのか・・・個人的にとても気になっています。何とも大きな、そして重量感あふれる花です。
Uvaria_glandiflora

上の写真は花の写真を撮るために枝をひっくり返したもの。通常、花は下の写真のように下向きに咲きます。見ごたえのある花から、栽培も良くされていて、日本でもオオムラサキボクという和名がついているほど。
Uvaria_glandiflora3

葉は厚ぼったく、葉脈が凹み、基部が張り出して心形に。これなら花がなくても分かりそうです。
Uvaria_glandiflora2

日本ではほとんど馴染みのないバンレイシ科植物ですが、カンボジアでは5分も歩けば10種以上のバンレイシ科植物に出会えるほど。どこに行っても何かしらのバンレイシ科植物が出てくるというごく普通種のようなので、バンレイシ科を分からずして熱帯の森を理解できず!、と勝手に意気込み、頑張ろうと決意したのでした。

ちなみにUvaria属は約150種ほどですが、バンレイシ科全体となると129属2300種を超えるそうです。未だにあちこちから新種が発表されていて、いったいどこまで追いつけるか・・・
今後が楽しみです。

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