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2010年10月

2010年10月27日 (水)

Ischaemum

今週多忙につき、ブログを落ち着いて書く時間がなさそうです。本当は2つの国立公園とそこで見た植物を紹介していきたかったのですが、それはまたの機会ということでご勘弁ください。

Phu Soi Daoで最も印象に残った植物のひとつ、カモノハシ属(Ischaemum)の一種。何が驚いたってカリマタガヤのように花序が二つに開くこと。何てオープンなヤツなんだ・・・世界には色んなカモノハシがあるものです。
Kamonohashi

2010年10月25日 (月)

Phu Soi Dao & Phu Hin Rong Kla National Park

無事戻りました。

この3日間でPhu Soi Dao National ParkとPhu Hin Rong Kla National Parkを駆け足で巡って来ました。
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1日目 Phu Soi Dao National Park。標高約600mから1600mまで登り、テント泊。
2日目 下山、Phu Hin Rong Kla National Parkへ移動。日没前に1時間散策。同公園泊
3日目 公園を30分ほど散策して、ピッサヌロークへ知人を迎えに行き、コンケンに戻る
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いやはや、相変わらずハードな旅でした。
詳細はまた追々紹介していきたいと思います。

Phu Soi Dao National Parkの標高1600m域の台地上に発達していたマツ林(Pinus kesiya)。以前見たPhu Kradueng National Parkと同じマツ林でしたが、林下の植生はこちらの方が乏しいという印象。マツ林を維持するためか、火入れしているようでした。山の中で迎える夜明けは良いものです。Phu Kradungは今週末に遊びに行く予定なので、ほぼ同じ時期に比べることができるのは何とも嬉しいですね。これまで2月5月に訪れているので、次の10月というのも良い間隔です。というか遊んでばっかり・・・
Morning

一方、Phu Hin Rong Kla National Parkの環境は、標高は上の写真のマツ林と変わらないもの、Phu Luang National Parkによく似ていました。Phu Luang National Parkも一度行っただけで、かつそのとき激しくガスっていました。もう一度ゆっくり訪れてみたいです。岩盤の隆起と浸食で写真のような光景が見所のひとつとなっています。
Hin

2010年10月21日 (木)

山へ

タイは土曜日が仏教的な祝日に当たるため、翌月曜日は振替休日に。これは3連休!ということで、明日の仕事が終わり次第、山に出かけることになりました。

先週の土日はラオスで潰れたので今週はゆっくり休みたかったのが正直な心境ですが・・・お誘いがあれば仕方ありません!

Neko

2010年10月20日 (水)

洪水

フィリピン沖にある台風13号(Megi)の影響で、タイでは各地で大雨が降り続き、洪水の被害が出ているそうです。コンケンも珍しく先週後半からずっと朝から雨が降ったりやんだり。ニュースでは冠水した道路や浸水した住宅などが盛んに紹介されています。3mを越えるワニが50匹逃げ出したとかいうニュースもありましたが、、、これは本当でしょうか。東北タイではこれからがお米の収穫シーズンだったのですが、減収は間違いないでしょう。色々と大変そうです。一刻も早く収束しますように。

先日ラオスから見たメコン川もかなりの水量となっていました。
Menam_2



2010年10月19日 (火)

ラオスの動物

ラオスの闘牛。この牛が村で一番強いそうです。
Uwa_2

となりの民家で飼育されていた豚。小ぶりでした。
Muu_2

家の近くの道路で放し飼いにされている・・・これはシチメンチョウ?
Tori

お隣のタイ国とは随分違う動物ばかりでびっくりしました。

2010年10月18日 (月)

ラオスからコンケンへ

コンケンに戻りました。

とある御一行様に同行させていただいただけで、実のところ何もしていませんが、事案が不慣れなことだっただけに戻って来てドッと疲れが押し寄せてきました。今日はデスクワークに集中できなかったので頭をあまり働かせなくて良い畑作業をしていました。変に気が張っていたこともあったのでしょう。

何はともあれこれで当面は一段落。今週は平常作業で取り戻します。

ラオスの首都、ビエンチャン市内のお寺に植えられたゴールデンシャワーにはジンメンカメムシがたくさんいました。写真はそれを捕まえてサンダンカにとまらせて写真を撮ったもの。おかげで手がカメムシ臭くなりました。
Jinmen

2010年10月14日 (木)

4度目のラオス

明日の夕方からラオスに行ってきます。
Kutuwamusi

今回は例の植物探索の仕事ではありません。私とは直接関係ない行事、かつ裏事情もありまして、正直あまり気乗りはしないです・・・スーツを着て靴を履くのも気が重いです・・・などと、そんなことを言っていたら周囲からお叱りを受けてしまいましたので、逃げることをやめ、大人しくご助言に従わせていただくことになった次第です。せっかく行くのだからしっかり楽しんできます。

コンケンに戻るのは日曜日の夜。今週は休みなしかー。

上の写真は9月2日にラオスで撮影したクツワムシの一種。子供の頃、クツワムシのような重量感あふれるバッタは見つけては喜んで捕まえていました。捕まえたからといってどうこうする訳ではないのですが・・・きっと捕まえることが楽しかったのでしょう。今やそんな純粋な気持ちはどこに行ってしまったのか・・・。

これはツユムシの仲間?
Tuyumusi

こんなバッタもいました。
Batta

2010年10月13日 (水)

Bauhinia lakhonensis

刺されて3日目、さすがにほぼ回復しました。
Bauhinia_lakhonensis2

昨夜、コンケンは嵐に見舞われ、今日は職場に行くと停電と断水という事態が待っていました。

パソコンも起動できず、顕微鏡も使えず、実験も出来ず・・・ということで、畑で嵐の被害を修復したり、ネコと戯れたり、畑で計測をしたり、ネコと戯れたり、畑で・・・という一日を過ごしました。とにかく今日は日差しが暑かった!、です。

結局、夕方になっても復旧しませんでした。冷凍庫に保存している酵素などがとても心配。植物への水やりもまともに出来なかったので、とにかく早急な復旧を願うのみです。

上の写真は2010年9月2日にラオスで撮影したBauhinia lakhonensis。マメ科のBauhinia属は特徴的な葉ですぐにその属だと分かるものの、多様に分化しているので花がないと何が何だか分かりません。つる性も多く、この種は下の写真のように繁茂していました。庭に生えてくると早めに抜いて除去しないと大変そうです。
Bauhinia_lakhonensis

2010年10月12日 (火)

てーん! 2

刺されて2日目、未だに胸が重苦しい・・・。

何だか悔しいので今日はハチの写真を撮ってきました。
こいつです、こいつにやられてしまったのです。
Paper_wasp

別の場所にも巣があり、そちらは早くから見つけて気をつけていたのですが、、、今回の藪の中にある巣までは見えておりませんでした。今後もっと注意して調査することにします。

タイトルの「てーん」はタイ語でこの種のハチのこと。ミツバチはタイ語で「プン」と呼ばれ、区別されています。研究材料の株もとにはミツバチも巣もちらほらあります。私はミツバチはまだ刺されたことないので、どうなるのか分かりません。まあ毒の成分が違うらしいし、ミツバチのアナフィラキシーは聞いたことがありませんので、、、でも本当のところどうなんだろう・・・。

2010年10月11日 (月)

てーん!

恐れていた日がとうとうやってきました。
何を隠そう(別に隠しているつもりは全くない)、私はハチに弱いのです。

一度目は小学5年生のときです。家に巣をかけていたキイロスズメバチに、かんしゃく玉などを投げつけていじめていたところ・・・怒ったキイロスズメバチのうち1匹が私のおでこにとまって、会心の一撃を食らいました。

10分もしないうちに全身にじんましんは出たと思ったら、すぐに頭痛、おう吐、目眩・・・ついには立っていることもできなくなり、病院に直行、事なきを得ました。これ以来、二度とスズメバチをいじめようとは思わなくなったのですが、不幸はやはり起こるものです。、

二度目は大学院生のときでした。屋久島でまだ見たことのなかったヒリュウシダを見つけて標本用に葉っぱを採取しようとしたところ、株元に巣があったらしく、気付いたときにはクロスズメハチに囲まれて手やお腹などを3カ所やられてしまいました。

刺されて10分程度様子を見ていたのですが、身体にじんましんが出てきたことを確認した時点でこれはマズイと判断し、直ちに下山。地元の診療所に駆け込みました(最後はまともに歩けないので仲間の肩を借りて連れていってもらいました)。アブナイアブナイ。

そして「二度あることは三度ある」の諺通り、本日とうとう三度目を迎えてしまいました・・・。調査のために研究材料の茎を切り出そうと、込み入った株の中に手を突っ込んだところ、右手に激痛が走りました。気付いた時点でもう手遅れ。右手を2カ所刺されてしまいました。

今回刺されたのはアシナガバチの一種。スズメバチと同じ科なので毒の成分も大きく違わないはず。でもアシナガバチは初めてだったので、ドキドキしながら自分の身体がどうなるか、しばらく様子見を決め込んでみました。じんましんが出たら即病院に行こう、と。調査に同行したタイ人2人は「大丈夫大丈夫、痛いだけで死にはしないよ!」などとのんきなこと言っておりましたが、こちらは文字通り死活問題。アナフィラキシーだのアレルギーだのタイ語で何と言うのか分からず、全然伝わらないことが情けなかったです。もっとタイ語を勉強しておかないと・・・。

さて、その結果ですが、結論から言うとどうやらセーフのようです。待てども待てどもじんましんは出ないようなので、病院には行かず、そのまま仕事を続けることができました。これで抗体が出来てしまったので次は病院直行コースでしょう・・・ああ嫌だ。

皆さんもくれぐれもハチにはお気を付け下さい。

2010年10月10日 (日)

近況

Khao Luangの植物はここで一区切り。結構長くになってしまいました。紹介したい草本がもう少しだけありますが、それはまた追々・・・。

さて、もう10月になりました。
コンケンではちょうど季節の移り目、雨季から乾季に変わります。10月になる少し前から、「乾季に入ったな~」と肌で感じることができるほど空気が澄んでいて、乾燥している日が何日かありました。日本の快晴時の秋空のようです。

気温もそれに伴って低下。つい先日なんて明け方に20度まで冷え込み、とても寒い思いをしました。一日の最低~最高気温はだいたい26~34℃で推移していたので、油断していると風邪を引きそうです。

今年最後の雨はいつになるでしょうか。

2010年10月 2日 (土)

ショウガ科植物 (Khao Luang)

花の咲いていない種を含めて全部で十数種類生えているようでしたが、5種だけ簡単に紹介しておきます。

Grobbaは2種の花を見ました。こちらは黄色花で花序が上を向き、葉より高い位置に花を咲かせるタイプ。
Grobba

こちらは花序が垂れ下がり、葉の下に隠れるように咲いていたGrobba。花は白色で中心部がやや黄色味を帯びていました。
Grobba2

花が白色のおそらくヤブミョウガ属(Pollia)の一種。コヤブミョウガ(Pollia miranda)に似ています。
Yabumyouga1

紫色の花を咲かせるコヤブミョウガもありました。
Yabumyouga2

これはヤンバルミョウガ属(Amischotolype)の一種のようです。花の色は全く違えど(ヤンバルミョウガは白色)、葉えきに花をつける点が特徴的。手持ちのタイの植物図鑑ではForrestia属の植物として扱われていましたが、日本や中国ではAmischotolypeとして扱われているようです。
Forrestia_griffithii1
Forrestia_griffithii

動物 (Khao Luang)

植物をちょっと休憩して動物編。

Forest crested lizard (Calotes emma emma)。頭部の色彩が独特で綺麗です。特徴のひとつは目の上にトゲがあるところ。コンケンと全く生物相の違うタイ南部では、多様なヘビ、トカゲが生息しているのですが、会えたのはこの種だけ。もっと色んな種類に会いたかったです・・・。とりあえず今の時点で一番出会いたいトカゲはGliding lizard(Draco属)です!
Lizard

朝、道路で遭遇したサソリ。コンケンでもごく稀に車で轢かれてた個体を見ますが(おそらく別の種類)、こうして生きている個体は初めて。日本で見たことのあるサソリ2種に比べるとサイズは15cmちょっとあり、動きは緩慢でしたがとても迫力がありました。メタリックな色合いもさることながら、尾の先端が毛深いところがとても印象的でした。
Sassori

ウの一種、Phalacrocorax fuscicollisでしょうか。鳥は・・・興味はあるものの、じっと待つのが苦手な私は諦めております。
Phalacro

そのウの主要な餌であろう魚。コイ科?渓流域から中流域までこればかりたくさんいました。水に足を入れるとこやつらが寄ってきて足をつついてくれます。使用している魚の種類はおそらく違うはずですが、タイではfish spaが地味に人気があるようで、観光地ではときどき見かけます。コンケンにあるデパートでも堪能でき、20分を150バーツ(約400円)だったと記憶しています。
Fish

ほ乳類は・・・ガイドブックによるとトラやウンピョウ、バク、ビントロングとかいるそうですが、全く見ませんでした。多少は獣臭が嗅げると期待していたのですが・・・残念。

2010年10月 1日 (金)

Hoya (Khao Luang)

タイで見たホヤと言えばPhu Ruaで見たH. Hoya multiflora(英名 shooting star)が印象的でしたが、タイ南部で全く別のHoyaが花を咲かせていました。

最初の株は、サクラランを知っている人が見ればすぐにホヤの仲間と判断できる、分かりやすいホヤ。Hoya caudataでしょうか。花も色合いといい、日本のサクララン(H. carnosa)に似ています。
Hoya1
Hoya2

次は葉は5cm程度と小さく、葉脈のようなものが見えるホヤ、Hoya lacunosa。最初は上の写真でつぼみの状態かと思っていたのですが、下から花を覗き込むこの状態で咲いているのでした。花序も平面的で面白いですね。こんな花を咲かすホヤがあったとは。
Hoya3
Hoya4

こんなに多様だと収集して栽培してみたくなります。楽しそう。

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