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2009年10月

2009年10月29日 (木)

園芸植物

これは何の植物ですか?
Flower2

今年の誕生日に友達からもらった植物。名前を知りたいのだけれど、見たことがない類の植物なのでまだ正体が分かっていません。
Flower

挿し木ができそうな感じだったので、試しにやってみたところ、全ての茎で簡単に発根しました。
1028

ちなに結実はせず、種子は得られていません。単に受粉していないだけなのか、もともと自家不和合なのか、あるいは種子で増えると園芸農家、業者が儲からないので、結実しないよう改良されているのだろうか。。。

ということで、ご存じの方はご一報ください。近くの花屋でも一時期売られているのを確認したので、割とポピュラーな植物なのかもしれません。紫色の花が普通で、これはアルビノの個体だと思われます。まずは本屋で園芸図鑑をチェックしたいところですね。

2009年10月28日 (水)

風邪引いた

先週の11月23日の金曜日はタイの祝日でした。

土日を合わせて3連休!となる予定だったので、遊びに行く、溜まった仕事、畑での作業など、色々とやりたいことを考えていたのですが、、、金曜日の朝から風邪でダウンし、3日間ずっと家で大人しく過ごすことになってしまいました。

タイに来て風邪を引くのは実は3度目。何の前触れもなく高熱が出てダウンした1、2度目に比べれば、今回は扁桃腺がちゃんと腫れてくれたので、それなりに免疫がついたということでしょうか。

今はずっと安静にしていたおかげで復活!
来週からはいよいよ年に1度の大会議、そして研究対象の開花がはじまり、交配シーズンの到来、と年内までずっと忙しい日々となりそうです。ということで、今のうちに引いていて良かったと前向きに考えることにしよう。

2009年10月24日 (土)

Fimbristylis, Uraria, Diplacrum (Cambodia)

名前の分からない種ばかりでちょっと消化不良気味ですが、カンボジアの雑草もついに今回で最後に。

まずは水際に生えていたヒデリコ Fimbristylis miliacea(おそらく)。と、周囲に写り込んだムラサキカッコウアザミ Ageratum houstonianum(下)とチョウジタデの類Ludwigia sp.(右上)の写真。

Hideriko

これはフジボクサ(Uraria crinita)と思われます。
Hujikusa

そしてちょっと気になったカガシラの近縁種。遠目ではホソバノツルノゲイトウの類かと思ったのですが、近くで観察すると、茎が三角形で陵が発達しており、どうやらシンジュガヤの類のようです。
Kagashira1

帰って図鑑等で名前を探しても見当たらず。カガシラは日本でまだ見たことないけれど、おそらくその近縁種ではないかと思います。花序が腋生する点が興味深いです。
Kagashira2

カガシラについては、シンジュガヤ属(Scleria)に含める見解もあれば、独立したカガシラ属(Diplacrum)とみなす見解もあるようです。肉眼レベルでこれだけ違っていると別属に一票投じたい気もしますが、、、もう少し他の近縁種も見てみたいところ。
Kagashira3

2009年10月23日 (金)

湿性植物 (Cambodia)

同じ畑には他にも湿性植物が生えていました。

これはミミカキグサそのもの(Urticularia bifida)でしょう。先日掲載したPhu Pha Thoepのミミカキグサよりこちらの方が日本のミミカキグサによく似ているように見えます。あくまで外見だけですが。
Mimikaki2

そして花軸に毛が生えるミミカキグサも。
Mimikaki

シャクジョウソウの一種(Burmannia sp.)も畑の畔に!!
Syakujou2

茎の基部にはちゃんと葉があり、光合成を行っているようです。
Syakujou

下の写真のナガバノイシモチソウ(Drosera indica)や、もう一種類この属の仲間も生えていました(D. burmanniiか?)。
Ishimochi

畑にこういった植物が生えているということは・・・そうです、湿地になっているということが容易に想像できますね。それも貧栄養っぽい。その反面、この畑では肝心の作物は全く育たないということでして、、、この問題をいかにこれを克服していくか、ということが議題のひとつに上りました。私は今回の旅では好き勝手言える立場だったので、「もうそこまで無理に畑として利用せず、こんな畑は放棄してしまえば良い!」と、無責任発言をしてしまいまいしたが、カンボジアだったらこんなところはたくさんあるんでしょうね。いやいやそれでもモッタイナイ。

その他、湿地ということでカヤツリグサ科の仲間(カヤツリグサ類やハリイのような類のもの)も何種類か生えていましたが、この手の仲間は未だにさっぱりなので手つかずの状態です。カヤツリグサはまだ分かりやすそうですが。いずれにせよいつの日にか・・・
Harii

2009年10月22日 (木)

Eriocaulon (Cambodia)

決してホシクサマニアという訳ではありませんが、とある畑では、ホシクサの仲間がたくさん生えていて、、、どうしても興味が湧いてきます。肉眼で確認しただけで5種類?でしょうか。

小型の葉に対して、花軸がよく伸び、何だか素敵。
Hosikusa3

葉は20㎝程度、花茎に至っては30㎝にもなる大型のホシクサ。
Hosikusa4

花序は白色ではなく、黄色っぽい地味に見えるホシクサ。
Hosikusa5

先日紹介した種類と同じ?E. echinulatum?畑にたくさんあるので抜き放題です。抜いてもタイに持ち帰れないのでどうしようもないのですが・・・。
Hosikusa1

これもホシクサの仲間?花軸に白色の軟毛が生えていました。
Hosikusa2

種名についてはまだ吟味していませんが、初めて見る種類もあって、少しは知見の幅が広がりました。決定的な標本や花序の解剖については全く手をつけていませんが・・・そのうち名前が判明していけば、再度紹介したいと思います。い、いつの日にか・・・

2009年10月21日 (水)

カンボジアより無事帰国

カンボジアから無事に帰って参りました。
Yado

車での移動に片道1日半を費やし、カンボジアに滞在したのは2日目の午後と3日目の午前だけ、という実質1日分だけでしたが、何せ初めてのフィールド、とても貴重な経験となりました。

カンボジアの畑に生える植物、良かったです!

Asahi

走行する車からの風景も、タイに来る前に想像していたタイのイメージ、いわゆる田舎の田園風景が広がっていました。そうそう、こういうところに来てみたかったのです。正直、惚れました・・・カンボジア、いいです!個人的にのんびり訪れてみたいところの一つとなりました。

ということで、次回からはカンボジアで見た植物をちょっとだけ紹介しておきます。

写真は上から今回宿泊した宿舎と、その近くで撮影した朝日。のどかですな~。そして最後の写真はカンボジア語で書かれた飲料水のラベル。タイ語は随分慣れましたが、カンボジア語はさらに難解そうです。
Kanbodia_lang

2009年10月17日 (土)

湿性植物 (Phu Pha Thoep)

湿地周辺に生えていた植物の続きです。

Xyris pauciflora
Xyridaceae(トウエンソウ科)の植物。昨年はちょうど満開シーズんで周囲一面黄色になっていました。今回はちょうど今から開花シーズンが始まるようで、咲いている個体はあまりありませんでした。残念。。
Xy

Monochoria vaginali
和名はお馴染みのコナギ。水田などでも見ることができますが、人の手の入っていない自然環境下で見ると何だか違って見える・・・ような気がします。それぞれ良いです。
Monochoria_vaginali

Burmannia coeletris
ヒナノシャクジョウソウ科の植物。学名からすると日本にも記録があるミドリシャクジョウということになります。Phu Luang National Parkで見たBurmannia distichaといい、世界的に見ればこの仲間は湿地に生えるものが多いのでしょうか。
Burmannia_coeletris

Eremochloa ciliaris
手持ちのタイの野草図鑑にはこの学名が掲載されていましたが、、、どうもすっきりしません。湿地だけに生える植物という訳ではないですが、湿地の周りに多く生えています。
Eremochloa_ciliaris

明日から水曜日までカンボジアにちょっと出かけてきます。更新はしばらくお休みということで。

2009年10月16日 (金)

Eriocaulon 3種 (Phu Pha Thoep)

ホシクサも同定に役立つまともな文献を手にしていないので詳細は述べようがありませんが、この公園で見たホシクサの仲間を紹介しておきましょう。肉眼レベルでは、3種は識別できているように思っています。

まずは一番多かったホシクサ。ビジターセンターの展示パネルにはE. smitinandiiとありましたが、この学名については情報が得られていません。花が咲いているのもありましたが、写真はつぼみのものです。
Eriocaulon_sp

下の写真はその群落の様子。
Gunraku

お次は水中で見つけたこのホシクサ。水中で茎が15㎝くらいあったのでE. setaceum?花序が灰色を帯びるており、最初の種とは別モノであるようです。こういうのを見ると栽培してみたくなります・・・ね。
Hosikusa

最後はちょっと奇天烈なホシクサ。ホシクサに見えませんでしたが、よくよく見るとホシクサの葉をしており、花序から飛び出ているのは花苞でした。特徴的なので、分かりやすそう、と思って図鑑を見てみると、E. echinulatumという種に酷似していました。類似種がないとすればこれかなぁ。
Hosikusa2

これらも近場でどこかに生えていれば、栽培や実体顕微鏡で色々と観察できるのでしょうが・・・これから行楽シーズンなので探しに行きたいところです。

2009年10月15日 (木)

Utricularia 4種 (Phu Pha Thoep)

今回、確認できたミミカキグサの仲間は4種でした。日本だと自生している種類が少ないので野外で見つけても区別が容易なミミカキグサ。タイでは分類に有用な情報をまだ入手していないので、半分の2種は結局種名が分からないままとなってしまいました。そもそもタイには何種分布しているでしょうか・・・。

Utricularia bifida
まずは分かりやすい黄色花のミミカキグサから。
日本のものより花つきが良く豪華に見えますが、日本のミミカキグサと同じ学名があてられているようです。遺伝的にはある程度分化していても、広域分布種なので形態では区別できないというところでしょうか。
Utricuaria_bifida

葉は相変わらずピヨピヨ生えています。
Utricuaria_bifida_leaf

Utricularia delphinioides
比較的大型のミミカキグサで、花は1cm弱。青紫色が特徴的です。苞も含めてマメ科の花みたい。
Utricuaria_delphinioides

Utricularia sp.
手持ちのタイの野草図鑑ではU. coerulea(U. caerulea(ホザキノミミカキグサ)と同じ?)の写真に外観は似ていますが、タイ語の解説はまだ読んでおらず、同定には至りませんでした。日本のものと同じような違うような・・・U. bifida(ミミカキグサ)の変異を考えるともう何が何だか、そんな感じです。花色は生育場所によって変異があるようです(土壌や水のpHや養分という意味で)。
Mimikaki_ao

Utricularia sp.
花は約5mmで草丈10㎝弱の花茎がとても繊細なミミカキグサ。タイの野草図鑑ではU. minutissima(ヒメミミカキグサ)の写真にそっくりでした。ヒメミミカキグサは日本ではまだ見たことありません。見てみたいなぁ。
Himemimi

小さく細いので写真は撮りにくいし、もう少しつぶさに観察したいところです。ううむ、どこか近場に生えていないだろうか。

2009年10月12日 (月)

Drosera 2種 (Phu Pha Thoep)

モウセンゴケ属(Drosera)の仲間を2種確認しました。この仲間は英語でsundewと言うそうです。直訳すると「太陽の滴」というところでしょうか。

D. indica
タイで呼ばれている学名からすると日本のナガバノイシモチソウと同じになるようです。絶えず水の流れる露岩の上に、非常に多くの個体が生育していました。遠目で赤く見えるほど。ここで見たものは植物体が赤みを帯びているものが多かったです。熱帯は太陽光が強いので、紫外線から身を守るために色素をたくさん合成しているのでしょうか?
Drosera_indica

花は全てピンク色。モウセンゴケの花よりは大きく、見ごたえがあります。
Dindica_flower

食虫植物のお約束ですが、よくよく見ればあちこちで昆虫が捕まっていました。
D_indica

D. burmannii
オーストラリア~~アジア熱帯などに広域分布する種類のようで、クルマバモウセンゴケという和名があるらしいです。直径1.5~2.0cmと結構小さいので注意して探さないと見過ごしてしまいそうな植物です。もともと少ないのか、単に見つけにくいだけなのか、実際に確認したのは3個体だけでした。
Dburmannii

上の写真は花色がとんでしまったので、改めて貼り付けておきます。こちらは全体的にもそうですが、花も日本のモウセンゴケに比べ小型でした。
D_burumannii

次回は食虫植物繋がりでミミカキグサの仲間を紹介したいと思います。まだ整理し終えていないので何とか明日までに間に合わせたいところ・・・。

2009年10月11日 (日)

Phu Pha Thoep National Park

「とうとう乾季に突入!」
と言える程、まだ時折雨は降りますが、晴れた日が続くようになりました。乾季と言えば、そう、行楽シーズンの到来です!!

ということで、いつも一緒に山に行く隣人のTさんに誘われるがまま、前日のタンブンを終えて帰宅してすぐに、Mukdahanへと旅立ちました。

MukdahanまではTさんは「近い近い、すぐ行けるよ!」と相変わらずのノリでしたが、コンケンから車で3時間~3時間半程。これを近いと思うか遠いと思うかは・・・島国と大陸に住む者の感覚の違いなのでしょうか。私は朝からお酒を飲んでいたのでほとんど寝ていましたが・・・ごめんなさい。

結局、Mukdahanに到着したのは夜8時半。そのままホテルで一泊し、翌早朝からPhu Pha Thoep National Parkへ。実はこの公園は昨年にも訪れたことがあり、以前のブログで紹介していたのですが、前回の記事はやはり消滅してしまったので再度紹介しておきます。

と、以上、長い前置きでした。

さて、本題ですが、この公園は標高は170-420m、堆積岩(砂岩)で構成されており、風化してできた面白い形の巨石群が目玉のひとつでもあります。写真のようなところをてくてくと歩きながら植物を見て回りました。晴れるのは嬉しいけれど、どこにも逃げ場がないので暑い暑い。帽子は必須です。
Phu_pha_thoep1

植物については、露出した岩が多いため、低地の60%は乾燥に強いフタバガキ林(Dry dipterocarp forest)が群落として発達しているようです。パンフレットにはDipterocarpus intricatus, Shorea obtsua, Pentacme suavis, Terminalia mucronata, Irvingia malayana, Sindora siamensisが紹介されていました。他の30%はDry evergreen forest、Afzelia xylocarpa, Xylia kerrii, Pterocarpus macrocarpusなどが占めているそうです。写真は昨年(2008年10月8日)に撮影したAfzelia xylocarpa。
Afzelia_xylocarpa

残り10%については特に何も記されていませんでしたが、露岩と、露岩上の水がしみ出して流れているところにミミカキグサやホシクサの類など湿性植物の群落が発達していたので、おそらくこれらでしょう。湿性植物はちょうど今から開花期なので色とりどりの花が足元一面に広がって楽しませてくれました。
Phu_pha_thoep2

散策マップは結構適当、かつ歩道には案内表示がほとんどないので、容易に道に迷いやすく、、、我々も途中から道を間違い、そして道を見失い、4時間程さまよってしまいました。最後は地元民の使う小道を運良く見つけ、それを辿って村へ下り、村人A,B,Cさんにご案内していただいて無事公園入口に戻ってくることができた訳です。いや~アブナイアブナイ。

Phu_pha_thoep0

2009年10月10日 (土)

お寺へ

土曜日のお休みの日は、知り合いのタイ人の家にお呼ばれをし、状況も良く分からないまま行ってみると、、、タンブンをするとのことでした。

タンブンは所謂「徳を積むこと」だそうで、色んな形のタンブンがあります。今回のは未だに私も理解できていないのですが、知人宅で行ったことをちょっと記しておきます。

まず朝からタイの知人達と一緒にご飯を作り、食べながら、そしてお酒を飲みながら、お昼まで話をしたり踊ったりして過ごしました。写真は食べきれない程の料理の数々。真ん中のは「鍋」で、牛肉ベースに白菜や空心菜、タデの一種などの野菜を投入してあります。
Khaao

その後、お昼になると、皆で踊りながらお寺に向かいました。まあ私も流れのままに・・・。
Dance

集団の後ろには発電機とスピーカーを搭載した車が着いてきて、大音量でタイのローカル音楽をかけてくれます。
Car

お寺に到着した後は、そのまま踊りながら周囲を3周回ってお寺の中へ。お寺でお坊さんの説法?を聞いた後に、知人宅へ帰宅しました。これで今日は終わりかな、とほっと一安心したのも束の間、再び飲み会が始まり、食べて飲んで踊って・・・もうこの日は朝から夕方までずっと飲み食いしていたような気がします。朝からお酒を飲み続け、ときに踊り、と、楽しかったけれど、タイ語の会話で頭も使い、、、、正直少々疲れてしまいました。いや~タイの人はとても元気です。

2009年10月 8日 (木)

蒸留水製造装置が完成!

一昨日の蒸留水製造装置に改良を加え、昨日の朝一番に採れた蒸留(したはずの)水は・・・薄い白色でした。黄色ではなくなったものの、やはりどこか変。

その後、試行錯誤を繰り返した結果(といっても私が直接やったのではなく、アシスタントに改良をお願いしました)、見事透明な水が取れるようになりました!

透明だからといって安心するにはまだ早い。ということで、実験に使用可能かどうかを判断するため、本日この水を使って実験を敢行してみたところ、、、、結果は極めて良好!!

この結果を受けて、もう蒸留水製造装置を購入するのを取り止めることにしました。いや~関係者の皆様、色々とお騒がせしました。これで実験再開できます!

写真はコンケンにあるお寺、Wat Nong Waen。10月4日の満月の日にはここでタンブンを済ませ、夜はロイカトーンに行ってきました。昼間は9階まで登ってコンケン市街を見渡すことができます。夜間はライトアップされて綺麗ですね。コンケンにお越しの際は是非ここへ。ご案内致しましょう!
Wat

2009年10月 7日 (水)

謎ヘビ

お昼ご飯を外で食べて職場に戻ってくると、広場にヘビを発見。

すぐさま車から飛び降り、とりあえず捕まえてみました。若い成蛇のようで、色がまだ鮮やか。顔つきも凛々しいです。
Keelback

職場で何度か見かけたことがあるヘビなのですが、手持ちの図鑑には該当しそうな種は見当たらず、正体はやはり不明のまま。Keelbackの仲間でしょうか。捕まえても殆ど噛みつこうとせず、あまり攻撃的なヘビではないようです。尻尾を捕まえていてもこんな感じで逃げようとするばかりでした。毒はなさそうですが、よく分かりません・・・うーむ。
Keelback2

2009年10月 5日 (月)

蒸留水

先日、「実験に必要な蒸留水製造装置が壊れてしまった」と報告を受けました。

どうしようかなぁ、とタイ人の同僚に相談して1時間後に出来あがったのが下の写真のもの。こういうのを即席で作ってくれるあたりはさすがタイですね。
Distilled

蒸留されているはずの水も確かに集まってきています。
Distilled2

しかし、、、しかしですね、蒸留して出てきた蒸留水のはずなのに、最初に採れた液体は何故か黄色い・・・。おまけに水中には得体の知れない浮遊物も漂っているんですけど・・・。
Distilled_water

試しにとある実験試薬を入れてみると、本来なら透明のままのはずが、赤色に変化。こ、これはどう考えても使用不可能なレベルですね。ちなみに黄色い水は舐めると鉄の味でした。どうしてこうなった・・・
Distilled_water2

これまで利用していた製造装置はかなり古いものだったので、新しく買う流れになってはいるものの、購入にはかなりの時間がかかる模様。その水も20㎞離れたところから調達していたので、こちらで新しく小型で安いものを購入する方向で検討するしかないでしょう。できればイオン交換水も作れる方が良い、ということでいくつか候補が絞れてきました。

でも、せっかくこんな装置を作ってもらったのだから、これにもう少し改良を加えれば使用可能な水が得られるのでは・・・という考えも捨てがたく、明日引き続き試行錯誤してみたいと思います。どちらが早いのか、安いのか、というよりは精度、実験の信用度に関わる問題なのでしょうが・・・結果良ければ全て良し?そもそも、ここで普通に飲用している雨水は蒸留水と言ってもよいのでしょうか???

そんなこんなで、今回の件で実験で何気なく使用していた水にも色んな種類があるということを学びました。

2009年10月 4日 (日)

献血

タイ人の友達がタンブンの一環として献血に行くというので、暇人の自分も一緒に行ってきた。

近くの大学病院に行き、タイ語で書かれた問診表を片言のタイ語と英語で何とかクリア(あれで良かったのだろうか・・・)。想像していたより、すんなり受けさせてもらい、400㏄程度血を抜いてもらった。

献血を終えると、献血カードをもらった。これがあれば大怪我をしたときにタダで輸血してもらえるらしい。

献血後はお菓子1つと水、紙パックの牛乳を休憩室でいただく。この辺りまでは日本と同じなのだが、朝晩1粒ずつ食後に飲むように記されたFeSの錠剤もついてきた。

Yaa

血圧は105の56。体重は63kgとタイに来て少し増え気味だが、血圧はあまり変わっていなくて一安心。

2009年10月 1日 (木)

ツムギアリ

オーストラリアでよく見かけたツムギアリの仲間(Oecophylla sp.)。
腹部の色が特徴的だったので意識して探さなくても目に止まり、あちこちの樹上に営巣していることが分かった。
Ant

現地の人に言われ、捕まえて食べてみるとレモン味がしてびっくり。アボリジニの人々はこれを食べたり料理に入れて酸味の素としている(た?)そうだ。下の写真はオオハマボウ?の葉にある蜜腺にいたツムギアリ。
Ant2

タイには同属のツムギアリが分布していて、どこでも、大学でも、職場でも、そして我が家の庭でも、あちこち営巣している。非常に好戦的、かつ噛まれるととても痛いので、庭いじりの際の困りもの。どこからともなく登ってきて太ももやお腹を噛まれる、というのがよくあるパターンだ。

そんなツムギアリも、東北タイではやはり食用として利用されている。こちらのアリもレモン味がするのだろうか・・・そういえばまだ成虫は食べたことないか。酸味を出すために成虫を料理に入れる方法は最近めっきり減ってしまったようだが、3~5月には幼虫や蛹がどこの市場でも出回り、卵とじやスープ料理に重宝されている。3~5月というのは大型の雄の蛹が採れるから、と知り合いのタイ人が教えてくれた。幼虫や蛹は強い味はなく、普通に美味しい。あと半年でシーズンの到来、そう考えると何だか楽しみだ。
Ant3

写真を拡大すると、確かに羽の生えた雄の成虫がいた。ツムギアリはタイ語ではモットデーン(「ト」はあまり発音されない)と呼ばれている。「モット(アリ)」「デーン(赤い)」なのでアカアリというところか。

上の2つは2009年8月22日オーストラリアのDaintree、最後の1枚は2009年5月10日タイのDoi Inthanonにて。

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